毎年恒例の高知帰省
青物、ヒラメ用にタックルは2セット準備
今年はドラマがあるのか?
いつもこの時期のサーフは釣り物が多く、
楽しみでもある
ブリ、ヒラメ、サゴシ、海が荒れた時のヒラスズキ
贅沢な釣りだ
1日目 早朝
波の音以外は静まり返り、
星明かりで照らされるサーフ
波の音からしても波高2mなどではなく
穏やかな海だった
前日の予報で、波高2mと聞いて
オールウェイク108にヒラスズキ用ミノーをセットしていたが
波の高さから、ブリ・ヒラメ用に
この時期、このサーフで実績のあるK2Fをセット
小潮の干潮からの上げ潮
馴れないロッドの感触を確かめながら
漆黒の海へ30分ほどキャストを続ける
しばらくすると明かりを灯した船団の
ディーゼルエンジンが遠くでうなる
俄かに二隻の船で行うシラス漁が岸の近くで始まった
忘れていた
毎年正月の休漁時に青物を狙っていたが
今年は年明けの帰省のため、
漁が始まる時期だった
沖でこんなにも騒々しくやられたら
青物は近寄らない
そう思い、ヒラメ一本に絞った
ルアーはそのままでブレイクラインを
一層意識しながらリトリーブ
水面の様子が分かるほど明るくなってきた
ベイトの気配は全く無い
一抹の不安を感じながらも、
左手はやや遅めで一定のスピードを維持したままハンドルを回し続ける
岸から15mほどのところ
コン
と小さなあたり
軽く合わせると
魚信
ヒラメ?
オールウェイク108が弓のようにしなるが
それほど重量感が無いように感じた
ジジッ
それでも、きつめに締めたツインパワーのドラッグから音がでる
その瞬間水面に魚体が浮上し飛沫が広がる
青物?ヒラスズキ?
とも一瞬考えたが
改めてロッドから伝わる振動を感じると
ヒラメだと確信した
30秒もしないうちに
いつの間にか波打ち際に魚体がきていた
岸から離れるようにずり下がる
波に合わせて一気に寄せる
サイズのことはあまり頭に無かったが
波打ち際から魚体が現れた瞬間
やはりヒラメ
デカッ
砂浜に打ち上がったので
リーダーを持ってずり上げようとした瞬間
フックが外れた
一瞬焦ったが、
波を確認して、十分な距離があったので
ズリ下がらないよう足で抑えて
巨体をずり上げた
狙い通りヒラメ
更にサイズも自己記録となるビッグワンだ
よしっ
感動が溢れるように自然に声が出た
この瞬間があるから釣れなくても
続けられるのである
すぐにメジャーで測ってみると
72cm
こうもあっさりこのサイズが釣れるとは
高知のポテンシャルは計り知れない
引き自体は強く無いと感じたのだが
それはロッドパワーがあるということだろう
たらればになるが、
フックのかかりが甘かったので
しなやかなロッドではなく、
ガチンコの青物ロッドであれば
逃していたかもしれない
ということを考えると
前回のワラサといい
オールウェイク108だからこそ
ばらさずに釣りあげることができたのかもしれない
達成感を感じつつ浜を後にした
2017年 初釣り 自己記録ヒラメ
上々の始まりだ
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