タックルハウスK2F 142 T:1とT:2の飛距離について

今回はタックルハウス K2F 142のT:1とT:2の飛距離の違い
について簡単な計算式を用いて考察してみたい。

結論から言うと
「T:2の飛距離はT:1に対して13%程度落ちる」
ということである。

今回の検討では、だいぶ仮定を置いているので、
正確な数値ではなく、あくまで参考程度にしておいていください。

# タックルハウス K2F 飛距離計算

ルアーの飛距離L[m]は空気抵抗D[N]の値に単純に反比例すると仮定します。
ここで空気抵抗Dは以下のように表すことができる。

D = 1/2 ρ V^2 S Cd
D[N]:空気抵抗
ρ[kg/m^3]:空気密度
V[m/s]:ルアー飛行速度
S[m^2]:ルアー前面投影面積
Cd : ルアー空気抵抗係数

ここで、T:1とT:2のCd値が同一と仮定すると
ルアー前面投影面積Sだけが異なることになる。
前面投影面積Sは詳細の値は計測していないので分からないが、
前面から見たときの高さhだけがリップの違いにより異なると仮定する。
(ルアーの幅は本体部分はT:1とT:2とで変更が無いはずなので、同じとしている。
またリップの幅も本体部分と同一の幅と仮定している。)
T:1、T:2の前面投影した時の高さをそれぞれh1、h2とすると。
簡易的に計測した結果は以下の通り。
h1 = 26[mm] h2 = 31[mm]  ※
※ h2(T:2)の方がリップが大きい分で5mm程高くなっている。

以上の仮定を用いるとT:1とT:2のルアーの飛距離の比は
以下の式ように簡単に表すことができる。
L2 / L1 = h1 / h2 = 0.867
L1 : T:1の飛距離
L2 : T:2の飛距離

つまり、T:2の飛距離はT:1に対しておよそ13%程度落ちることになります。
仮にT:1の飛距離が80mとした場合、T:2の飛距離は69.3mということです。

前面投影面積の比が大きくなる仮定(特にリップの幅)を置いているので、
T:2の飛距離は落ち気味に見積もっていますが、
何れにしても飛距離で10%前後の差が出るのではないかと思う。

この13%(飛距離の約10m)をどう見るかだが、
個人的には足場が高く、T:1ではルアーが浮いてしまう時以外
基本はT:1を軸にする方が良いのではないかということです。

もちろん魚が意識しているレンジが深い場合はT:2の方が良いケースもあります。

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