必見! 車の燃費を良くする4つの方法

本記事では車(マニュアル車を除く)の燃費が良くなる4つの方法をまとめています。
燃費を良くするためには、燃費の良い車に乗るのももちろん良いですが、
今乗ってる車の燃費をできるだけ良くする方法について理解しておいて損はありません。
その他の方法も色々ありますが、これだけはという点に絞ってまとめてみました。

ちなみに以前レンタルした日産ウィングロードで今回の方法を心がけて運転すると、自分でも驚きましたが、金沢市〜輪島市までの往復の道のり(自動車道8割、下道2割)を平均燃費23.4km/Lで走破することができました。
(カタログ値:JC08モード 17.2km/L)

車の燃費について

ご存知の通り、車の燃費は単位でいうとkm/Lのように
単位燃料容積あたりの走行距離で一般的には表されます。
つまり、どれだけ効率良く走ったかということです。

もちろん燃費の良い車を買えば平均的に燃費は良くなりますが
やはりドライバーの運転次第で変わる分も見逃せません。

つまり、燃費は車種毎のそもそもの基本性能でベース値は決まりますが、
同じ車に乗っていても、ドライバーによって燃費のばらつきがあるのが実態です。
それもそんなには小さくありません。
つまり、ドライバーの運転の仕方で燃費は数%変わると言われています。

燃費を1%、0.1%でも良くしようと各自動車メーカーが激しく競争している中で、
ドライバーの運転の仕方次第で数%変わるので、それは大きいと言えます。

そのため、ドライバーに燃費が良くなる(悪くなりにくい)運転をしてもらうために、各自動車メーカーが様々な施策を打っています。
例えば、日産自動車が以前やっていたのは、必要以上にアクセルペダルを踏み込まないように、ある一定以上の踏み込み量になるとペダルに反力をかけて、それ以上踏み込みにくいようにする「エコペダル」です。できるだけドライバーによる燃費のばらつきを抑制しようとする施策です。また、各自動車メーカーが採用しているのは、車載ディスプレイへの燃費表示です。ドライバーに燃費を意識してもらい、結果的に燃費が良くなる方策の一つです。

燃費を良くすることによるメリット

移動手段として車が主体となる釣りにおいては、”燃費”は切っても切り離せません
やはり気になるのはガソリン代ですよね

釣行回数が多い人にとってはそれなりの出費になるかと思います
例えば、一回あたりの燃費が走り方で10%良くなると当然ながら年間で出費するガソリン代も10%の節約になります
もう少し具体的に計算してみます

<ケース>
年間走行距離:10,000km
車の平均燃費:10km/L
ガソリン価格:130円/L
以上の前提で計算すると、燃費が10%良くなると
年間でガソリン代が11,800円程度節約できることになります

節約した分は釣り道具に回したいですよね^^

最近はガソリン代が比較的安いですが、一時はリッター160円ほどまで高騰しました
燃費の良い運転の仕方を知っておくに越したことはありません。

私は釣りに行く際には、深夜に釣り場に向けてドライブするケースが多いですが、
渋滞もほとんどなく、普段の街乗りの燃費よりも断然良いです。
それはやはり渋滞がなく、燃費に対して理想的な走り方ができるからです。

ドライバー自身が燃費の良い走行を心がければ、さらに維持費であるガソリン代も安くなります。
ちょっと大きな話にはなりますが、二酸化炭素の排出削減にもつながり、地球に対しても優しくなります。

燃費が良くなる走り方の4つのポイント

では、燃費の良い走り方の4つのポイントについて解説します。

1. 加速・減速しない時は、アクセルペダルは一定
アクセルペダルの踏み込み操作時には、一時的に燃料噴射量が多くなるため、燃費に対しては良くありません。燃費計で見ても、加速しているときは瞬間燃費は悪くなりますよね。なるべくアクセルは一定に保って走ることで燃費が良くなります。

例えば、走行中は交通の流れに乗る形で基本的には一定速走行(一定のアクセルペダル踏み込み量)を心掛けます。特に高速道路では法定速度一定で走ることが燃費が最も良くなります。ただし、エンジンの排気量や変速機のギヤ比によってはそうでない場合もあります。燃費計でどの車速が最も燃費が良くなるかを一回チェックしてみるのも手かもしれません。

ただ、アクセルペダルを一定に保つことは実は結構難しいです。私もそうですが、道の状況によってアクセルペダルを微妙に踏み増したり、緩めたりしています。そのため、一定に保つのは慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、なるべく一定にするということが出来れば十分です。この運転は足を固定することになるので、高速道路などの長時間運転はとても足が疲れます。休憩を挟んで運転しましょう。

2. 加速する時は、アクセルペダルをじわっと踏む
1でも書いた通り、車が発進する時や追い越しをする時、下り坂から上り坂になるとき時などのアクセルペダルの踏み込み操作は燃費に対しては良くありません。なるべく優しくじわっと徐々にアクセルペダルを踏むことが重要です。

とはいえ、上り坂では車速が低下しないようにどうしてもアクセルペダルを踏み増しますよね。
急なアクセルペダル操作を避けるための方法として、例えば、上り坂が見えたら上り坂に差し掛かる前に早めにアクセルペダルをじわっと踏み込み、上り坂でも車速を一定に保つようにアクセルペダル操作をします。
つまり、早めにアクセルペダルを踏み増して、その分アクセルの踏み方をゆっくりにするということです。

最近のCVTは流体式のトルクコンバータを使っています。発進するときなどの低車速時には、トルクコンバータ内で流体を介してエンジントルクを増幅させ、ある一定車速以上になるとクラッチを締結してダイレクトにエンジントルクをタイヤに伝えます。クラッチでダイレクトにトルクを伝える方が当然ながら伝達効率が良くなります。これを「ロックアップする」というのですが、ロックアップさせて走行するのが効率を良くすることになります。つまり燃費が良くなります。

ロックアップする車速が何km/hか確かめる方法があります。軽めにアクセルを踏んでみてください。最初はエンジン回転数が上昇しますがある車速でエンジン回転数が下がります。そのタイミングがロックアップする車速です。(車種によっては分かりにくいものもあります。)

上記の通り、加速中じわっとアクセルペダルを踏み続けるのがもどかしい場合、もしくは交通の流れを妨げてしまう場合には、せめてロックアップするまではじわっとアクセルペダルを踏んで、ロックアップした後にアクセルペダルを踏み増すと、最初からアクセルペダルを踏み増すよりも燃費は多少良くなります。ただ、それでもそんなにもたもた発進することもできない場合もあるので、その時の交通状況を十分に確認してアクセル操作をしてください。基本は交通の流れに乗ることを優先することです。

3. 減速する時は、アクセルペダルを即座に離す
エンジンがかかっているときは、通常エンジンのシリンダ内に噴射された燃料に点火することで燃焼させ、仕事をしています。ただし例外として、走行中に燃焼を止めるタイミングがあります。それが、アクセルペダルから足を離した時、つまり減速している時です。
全ての条件ではないですが、一般道や高速道路を走行中にアクセルペダルを離すと大抵のケースで燃料を噴射するのを止めて、燃焼させないようにして、無駄な仕事をしないようにします。その時に燃費計を見るとガソリンを全く消費していないので、インジケータの最大値を示していると思います。
そのため、周囲の状況にもよりますが、次の信号が赤になっているのが見えたら、アクセルペダルを即座に離してガソリンの消費を少しでも少なくする方が良いです。また、下り坂でもアクセルペダルを離して惰性で走るとガソリンを消費せずに走行することが可能なので同様に燃費が良くなります。

参考ですが、最近はアクセルペダルを離すと完全にエンジンを停止させる制御を採用している車種もあります。

4. エアコンは可能な限りオフにする
エアコンはエンジンが走行する仕事に加えて、仕事をすることで作動させています。
つまりエアコンをオフするとエンジンがその分仕事をしなくても良い、つまりその分の燃料は噴射する必要がないので燃費が良くなります。
夏場、冬場ではエアコンを切るのは現実的では無いですが、気候が穏やかな日はエアコンを切って運転すると燃費は良くなります。それに付随する効果として、アイドリングストップを採用している車両では、エアコンをオフにするとアイドリングストップしやすくなるケースもあります。

 

以上、燃費を良くするアイテムは他にももっとありますが、燃費に対して影響が大きい4点についてまとめてみました。

さあ、燃費の良い走りで釣り場まで気持ち良くドライブしましょう!

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