はじめに
本記事ではサーフから座布団ヒラメを釣った時のルアーとその釣り方を紹介します。
当然ながら色んなルアーやパターンで釣れることはありますので、今回はあくまで一例になります。
とは言いながらも、座布団ヒラメはなかなか釣れることがないので紹介しておきたいと思います。
座布団ヒラメとは
特大のヒラメのことを「座布団ヒラメ」と呼ばれています。
いうまでもなく、座布団のような形と大きさなのでそう呼ばれています。
どのサイズから座布団ヒラメと呼ぶのかは特に定義はないですが、個人的には70cm以上としています。
座布団ヒラメの味
大きい魚は一般的には大味であまり美味しくないというイメージですが、ヒラメは違います。
座布団クラスでも(座布団クラスの”方が”と言ってもいいくらい)美味しいです。また、えんがわも肉厚でとても食べ応えがあります。どうしても食べてみたいという方は、あまり市場には出回らないと思いますので、残念ながら自分で釣って試してみるしかなさそうです。
(切り身になっていたりするかもしれませんが、その時点ではもう座布団サイズなのかどうか分かりませんね。。)
座布団ヒラメを釣ったルアーと釣り方
ではどのようなルアーで釣ったか紹介します。
です。
青物でもおすすめしているルアーですが、ヒラメも良く釣れます。
時期は年末で、時間帯は日の出前のまだ薄暗い時間でした。
K2F 142をスローでリトリーブしているときに、波打ち際から10mくらいのポイントで急にリールが巻けなくなりました。根がかりかと思うくらいでした。
座布団ヒラメだけではなく、このルアーはヒラメがよく釣れています。
この同じ色のルアーを使って3年連続、帰省先の高知のサーフで同じ時期・時間帯でヒラメを釣っています。(46cm/49cm/72cm)
座布団ヒラメが釣れた理由
ではもう少し、ルアーサイズ、ルアーカラー、リトリーブスピード、ルアー潜行深度(レンジ)、地合の観点で釣れた理由を見ていきたいと思います。
- ルアーサイズ:ベイトはルアーサイズよりは小さめだったが、ベイトにマッチしたサイズよりも目立っていた
- ルアーカラー:日の出前の朝まずめ時間で膨張系のパールの色で目立っていた
- リトリーブスピード:朝まずめの暗い時間で、スロー(2秒間で1回くらい)に動かしたルアーが捕食しやすかった
ちなみに3年前に同じルアー、同じカラーで釣った46cmのヒラメは早いリトリーブのトゥイッチでヒットしていますが、推定ですが座布団サイズは早い動きには反応しなかったような気がします。サイズが小さいヒラメほど機敏で早いルアーの動きについていけるのではと考えています。 - ルアー潜行深度(レンジ):図のように、特に私が釣った高知のサーフは遠浅ではなくどちらかというと手前から水深のあるサーフで、ある程度の水深まで潜るルアーが適していた
もう少し具体的に図に表すと以下のような感じで釣れました。40m程度先に着水させてから、ルアーを徐々に潜らせながら巻いてきて、ブレークに差し掛かった時にはちょうど捕食しやすいレンジにルアーがあり、ヒットしたと考えています。
- 地合:ちょうどベイトが水面で跳ね始めていたので、捕食の地合だった
日の出以降は全く同じルアーにはバイトすらありませんでした。ルアーカラーが合わなくなったのか、ベイトサイズに対して大きいので見切られているのかは分かりませんが、ルアーサイズ・カラーがマッチしてもある地合だけなのかもしれません。
いずれにしろ上記の点がマッチして、座布団ヒラメが釣れたと考えています。
コメントを残す