注目!シマノ18ステラ 特徴とスペックから見る進化

はじめに

本記事では1月に開催されるジャパンフィッシングショー2018で初披露となる新型シマノ18ステラ(SHIMANO 18 STELLA)の採用される技術から見る特徴とスペックから、この4年でどれだけ進化を遂げているかを見ていきたいと思います。(一部推定も入っています)

自分もルアーフィッシングをやり始めて初めて07ステラを手にした時はあまりのリールの回転のスムーズさに驚愕しました。一旦ステラを使ってしまうと他のリールを使いたくなくなるほどの最高のリールでした。最近ではショアジギングなどヘビーなタックルを使うことが多いので、それほど巻き心地にはこだわらないですが、潮や川の流れ、魚のバイトを的確に掴むことが釣果を増やすことに繋がるセンシティブなシーバスフィッシングには本当に頼もしいリールだと思います。

18ステラに採用される技術

では現時点分かっている範囲で18ステラに採用される技術をわかりやすく説明します。

まず18ステラと14ステラを表1で比較しています。技術特性を縦軸に、14ステラと18ステラを横軸にとっており、採用確定、もしくは採用済は⚫︎、採用が想定されるものは◯、現時点採用不明なものは?にしています。また黄色セルは18ステラで初採用もしくは進化する技術アイテムです。また技術特性と性能との関連付けが分かるように⬛︎で表示しています。

表1 18ステラで採用する技術特性(14ステラとの比較)

表1から分かるようにマイクロモジュールギア、HAGANEギアの進化、サイレントドライブ、Xプロテクトの新規採用が14ステラに対しての現時点わかっている変更点です。これらの技術アイテムは巻き心地、強度・耐久、防水・耐塩ガミの性能を向上させるアイテムであり進化のポイントです。

巻き心地

マイクロモジュールギアⅡ(初採用)


出展:シマノHP

14ステラのマイクロモジュールギアに対してマイクロモジュールギアⅡに進化しています。この進化版の技術は18ステラが初採用になります。具体的にはギアの歯形状を最適化することによりギアの噛み合い時に発生する振動を低減するようです。ギアの噛み合い時には微小ながら振動が発生します。その振動を低減するには、主に三つの方法があります。

  • ギア噛み合い時に一つの歯だけではなく、より多くの歯を同時に噛み合わせることで噛み合い時の力を分散すること
  • ギアの歯を理想的な形状にすること
  • 理想的な歯のあたりを実現するためにギア支持剛性を高くすること

情報によると二つ目のアイテムの採用の可能性もありますが、それ以外の複数のアイテムで改善していることも考えられます。

ちなみに一つ目の項目についてはマイクロモジュールギアの考え方そのものです。具体的には一つ一つのギアの歯の大きさを小さくして(マイクロモジュール)歯の数を増やし、より多くの歯を同時に噛み合わせるということです。

サイレントドライブ(初採用)

巻き上げ時のカタカタ感やコツコツ感といった打音感を排除する技術で、今回18ステラが初採用となります。ギヤの歯同士のクリアランスやギヤを支持するベアリング自体やそれを支持する部材とのクリアランスなど各部品の公差を詰める、構造を工夫してクリアランスを極力詰めるなどが施されていると推定しています。

強度・耐久性

HAGANEギア(ツインパワーXDで採用)


出展:シマノHP

18ステラは前型に対して同じHAGNEギアでもギア強度が大幅にアップします。素材そのものの変更なのか具体的な方法は分かりませんが、ワンサイズ上のクラス以上のギヤ強度になります。同じくギア強度をアップさせているツインパワーXDの技術を採用しているものと推定しています。
 1000番 : 従来2500番相当
 2500番 : 従来4000番相当
 4000番 : 従来5000番相当

防水・耐塩ガミ

Xプロテクト(ツインパワーXDで採用)


出展:シマノHP

Xプロテクトは撥水効果を持たせ、また図のようなラビリンス(迷宮)構造にして海水がリール筐体内に入りにくいようにする技術です。ツインパワーXDは本体にのみ採用していましたが、18ステラではエクスセンス(EXSENCE)と同様にラインローラーにも採用されます。14ステラ対比では、コアプロテクトからXプロテクトに進化します。

その他

マグナムライトローターやGフリーボディが新たに採用され、X-SHIP、AR-Cスプールなどはそのまま流用されると予想していますが、ドラグについてはエクスセンスのラピッドファイヤドラグが採用されるかどうかですね。

シマノ 18ステラ スペック

では次に18ステラのスペックについて見ていきましょう。表2にすでに公開されている18ステラのスペックを掲載します。また表3に14ステラのスペックを参考までに掲載します。

表2 シマノ18ステラ スペック

表3 シマノ14ステラ スペック(参考)

リールスペック変更ポイント

現時点で公表されているシマノ18ステラのラインナップの14ステラからの変更ポイントを以下にまとめます。

  • 5000番が新たにラインナップに追加(C5000XG追加)
  • 2500番以下は全てのラインナップで浅溝スプールを採用
  • ハイギア仕様のラインナップは浅溝スプール仕様のみ
  • ノーマル溝スプール仕様のギヤ比はノーマル、XG仕様のみ

ラインナップとしては、14ステラに無い番手である「C5000XG」の追加が目新しい点です。PE3号が200m巻けるのでヒラスズキはもちろん、ワラサなど中型青物にも対応できると思います。

番手ごとの変更点

次に14ステラに対して番手ごとのラインナップの変化点を見ていきたいと思います。

  • 1000番
    • 超浅溝スプール化(S→SSS)
    • 1000SSSHG追加
  • 2500番
    • 2500廃止
  • 3000番
    • C3000SDH仕様のHG化
    • C3000M HG仕様追加
    • C3000HG/3000HG廃止
  • 4000番
    • 4000MHG追加
    • 4000/4000HG廃止
  • 5000番
    • C5000XG追加

リール重量

またリール重量ですが、14ステラと同型のC2000S、C3000、4000同士と比較すると図1のように5~15g程度軽量化されています。

図1 18ステラと14ステラとの重量差

その他

またボールベアリングは14ステラに対して1個減っています。ベアリングは減っているもののマイクロモジュールギアⅡなどの効果により巻き心地が改善され、全体として軽量化と巻き心地を両立させていると考えられます。

発売時期

2018年3月

まとめ

シマノ 18ステラの進化のポイントは、以下の通りであると考えています。正式には発表を待ちましょう。

  • 強みであった巻き心地の更なる改善
  • 大幅なギアの強度アップ
  • ダイワのマグシールドに対抗するための防水性能向上

自分も経験しましたがステラは使っているうちに巻き上げ時にシャリシャリ感が出ましたが、シマノの情報では品質の劣化に対しても自信があるようです。いやー楽しみですね。

予約開始

早くも予約受付中のようです。
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新型!ダイワ 18イグジスト スペックから見る圧倒的な軽量化 | Wild Blue X にコメントする コメントをキャンセル

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